ラジコンカーの修理

シンプルなラジコンなのですが
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ステアリングは動くものの、動輪は動かないという症状です。
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動輪のモーター単体は動きますから、ドライブ回路に問題がありそうです。
ところが、基板上にはICが一個しか乗っていません。

どうやらよく使われるRX2bをさらにカスタムしたICらしいです。

rx2b8d421.gif

これがRX2bの典型的回路らしいのですがモータードライブ用のトランジスター6個で構成されるHブリッジ2個を含んで
緑で囲った部分までワンチップとなっているようです。

パッケージのTXM 8D421と言う型番で検索したところ、ポーランドからこの型式のICはどこで手に入るか
そんな質問が上がっていましたが、答えはなかったようです。
その質問の写真を見ると、まさにこの基板そのものでした。そしてその写真のICはパッケージが熱破壊していました。

まったくのカスタムICで、なおかつ壊れうるもの?

これはほとんど見込みがなさそうです。それでも、信号をあたってみると無負荷では電圧が出ています。
しかし負荷をかけると、電圧が出ません。

上の回路図では、赤く囲った部分が壊れかけているようです。でも、信号としては取り出せそうなので
トランジスタで構成した部分を外付けしてやれば、動かせそうにも思えます。

それで。ブラシモータ用HブリッジドライバROHM BD6211が使えそうです。

ICと変換基板です
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なんとか、このようにつなぎこんでみると
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見事に動きました

実装部を拡大
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ははは、いやーいい仕事をしました。

満足です。

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おもちゃ病院 ラジコンランクル

 ラジコンです。ラリー仕様のランドクルーザーですから悪路踏破性が売りのようで。
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症状は「動かない」です

まずは、コントローラから電波が出ているか確認します。
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テスターを電流レンジにして、ダイオードをクリップで挟んで、その一端をアンテナに巻き付けただけですが
レバーを操作すると、メーターが動き電波が出ていることがわかります。

そこで、本体側を開けます。
防塵、防滴構造になっています。
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電源スイッチを入れても、電源が供給されないので、スイッチを見ると酷く錆びています。
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なんとかスイッチを復旧させようと分解してみましたが、電極を押さえるばねの一方が錆朽ちていました。
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スイッチ部はかなり防水に気を遣った構造になっていましたが、その分一度入り込んだ水はなかなか抜けずに、内部を腐食させていたもののようです。

ということで、スイッチの使用はあきらめて、直結にしてしまいました。
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注意書きなんかもつけました。
lancru07.jpg

この製品の販売元では
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こんな画像で、水洗いできることをアピールしています。さぞかし持ち主はこれを見て水洗いしたのでしょう。
スイッチの部分はかなり防水に気を遣っている構造でしたが、シャワーの水圧には耐えないのでしょうか。
また故障こそ起きていなかったものの、回路基板がある部分にも大分砂が侵入していました。

所詮おもちゃですから、防水であるかのごとく、言っていても何の保証もないということでしょうね。

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おもちゃ病院 超小型トイヘリ

 最近結構持ち込まれるのが、赤外線リモコンの超小型ヘリコプターです。
何分小さくて繊細なものですし、操縦が結構難しいので、墜落したりぶつかったりしやすいです。さらに飛べるほど軽いところに充電式電池を内蔵しています。また急速充電電池でもあり、電池の劣化が早いようです。
今まで2回担当したのですが、2回とも電池の劣化でした。交換部品も手に入らず、修理を断念していました。

 今回も電池かと思って、申告された症状を見ると、ローターは回るけれど、飛ばないと言うものです。
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入院と言うことで持って帰って、見てみました。確かにローターは回るけれど、飛びません。
2重反転ロータですが、どうも見ていると上下のローターが同じ方向に回っているようです。
シャフトが曲がって同軸構造のシャフトがこじっているようだと、繊細な部品だけに修理不能だがと、シャフトを見てみました。
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何だかシャフトのところに、糸くずが絡んでいます。(矢印のところ)

シャフトは小さなネジで固定されていますのでそれをはずして
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糸くずを取って、組みなおしたところ無事飛ぶようになりました。

プラレールの修理をしていると、ギヤに糸くずが絡まっているのはいつものことです。床を走らせるのでありそうなことですが、空を飛ぶヘリコプターが糸くずを絡ませるのはちょっと不思議ですね。

毛足の長いじゅうたんに頻繁に墜落したというところでしょうか。

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おもちゃ病院 パワーシャベルの修理

何とか治りました。

持ち込まれたパワーシャベルです
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アームでもバケットと、先b\の部分は動きます。でもアームの根元は動きません。また旋回部が外れてしまいます。
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とりあえず開けると、線はよじれているし、正体不明の部品は転がっています。
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前の写真で線の接続は記録できたので線の半田付けをはずしました。
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手前においてある3つの部品が、肝のようです。

まずこれ、旋回部が外れたときに、転がりだしたそうで、ネジ穴がかけてますね。
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この部品が内部に転がっていました。どこかに組みつけられていたはずですが・・・・・・
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どう使われていたのだろう
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穴はボスにぴったり合うようです。
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アームの根元は、「ここ」を固定すると動くようです。たぶんばねで押さえつけるような構造でしょう。
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で、ボスが折れて取れた跡らしいのを見つけました。
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どうやら、このように部品はセットされていたようです。
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爪楊枝で代用したボスを穴に通して、ベースの飛び出しをはさんで位置決めして、羽みたいな部分でさっきのアームの根元を挟んで固定するようです。

折れたボス代わりになるものを探します
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ところでもう一つのドーナツ状の部品ですが、新しく作ることにして、材料を買ってきました。
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100円均一のまな板です。最質はPPで、厚さは1mm

コンパスでけがいて
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切り出しました。手元の工具で切り出したから成型部品見たいにはきれいには行きません。
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旋回部の基部にネジ止めです。ネジが内側により過ぎですね、設計段階で強度不足だったのだと思います。
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さっきの折れたボス代わり。ちょうど良い部材が見つかりました。
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上手く取り付きました
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後は線を半田付けして、組み立てるだけです。
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完成、アームもちゃんと持ち上がっています。
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動いているところを動画でどうぞ


上手くいったので、喜んで山ほど写真を入れました。動画まで使ってしまった。

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電池 : おもちゃ病院でよくある病気

 おもちゃ病院には色々なおもちゃが持ち込まれます。今時のこととて、電池で動くおもちゃが大部分を占めます。

 そして動かない原因の一番が電池切れです。
 電池は使わなくても事故放電をして、劣化していきます。ですから電池を入れたままにしていて、久しぶりに遊ぼうと思ったら動かないと言うのは、まずそれです。
 そして、電池を入れ替えても動かない、というのもやっぱり電池切れだったりします。新しい電池を買ってきてすぐに入れたのならともかく、買ってあった電池を入れたというその電池も、置いてある間に劣化しているのです。

 ちなみに、電池を保管するなら冷蔵庫です。低温では自己放電量が少ないので、劣化が少ないです。ただし使う前に冷えた電池を室温まで温めないと、低温では十分な性能を発揮しませんので注意が必要です。

 次に、劣化していてもいくらか動く場合があります。LEDは点灯するけれど、モーターは動かないなどです。KEDは負荷が軽いですから劣化した電池でも点灯できますが、モーターは負荷が重い:電流を多く流すので劣化した電池では動きません。
 また音を出すおもちゃの場合、電池が劣化して電圧が低いと、動くけれど音が割れる:歪むことがあります。

 いずれの場合も、新しい電池に入れ替えると正常に動きます。

 そして、電池を入れたままで於いておくと、電池が劣化して、駅漏れを起こすことがあります。

これは先日持ち込まれたラジコンの自動車です。動かないと言う症状を言ってきました。
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電池は入っていませんでしたが、電池装着部分を見ると
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ごらんのように錆が見えます。

良く見れば、赤丸の部分が錆びています。プラス側電極には緑青のようなものが見えます。
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 また黄色の丸で囲んだところには、見難いですが、液滴がついています。明らかに電池の液漏れによる、電極の腐食です。

 電極を、小さなやすりで磨いてこのラジコンは完動しました。

 おもちゃの故障の6割ぐらいは電池のチェックと、電池装着部の確認で治ります。

 これで治らない場合は、いよいよ全体をばらして、故障箇所の追求になるのです。治す方としては面白いですが手間がかかります。また治らない可能性も高くなってきます。

 おもちゃが動かなくなったからといって、すぐに諦めないで、これぐらいのことはチェックしてみてください。
それでも動かなかったら、近くのおもちゃ病院を当ってください。

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プロフィール

cawcbwccw

Author:cawcbwccw
無職、妻と子供3人は別居中
燻製とか、日曜大工とかが趣味です。断酒しているので自家醸造とかは封印されてしまいました。
もと電子技術者

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